■プロローグ
はじめまして。ななみと申します。(仮)
今回、シーズン9にて初のレート2000を達成しましたので記念に構築を残したいと思い、ブログを開設いたしました。
稚拙ではありますが最後までお付き合い頂ければ幸いです。
最後にレンタル公開していますので物好きな方は宜しければ。
■構築経緯
SVで長らくアーマーガアを使ってきた身として今シーズンもアマガ入り構築を組んでみようかと私情の入った考えで構築を組み始めた。
前々期に続き前期からチョッキアマガを使用していたが、最大の役割対象であるハバタクカミが来ないと腐るパターンが多く使いづらかった日々が続いた。
単純にアマガが環境に刺さってないわーとか思っていた時期もあったが、思い切ってフェアリーの通りを抜群に良くし、カミ対策をアマガに一任してもらうことで選出を釣る形をとった。すると、面白いほど出てくる上に、3体目が見えない状態であってもどうせ裏はカミだから、と釣り交換やラス一読みが決まりやすく追い込まれてからも細い勝ち筋を通すことができた。
ただ、H振りのみなので耐性受け以外では物理アタッカーに繰り出すことはできないため他でカバーし、それぞれに役割対象を明確に持たす。
(というか、個人的にそもそもパオジアンやウーラオスはアマガでは受けれないと考えておりカイリューに対しても数多の型を想定すると有利とは言えないため攻め寄りの型が強いと思っている。物理への圧は選出画面で発揮しているのかノマテラ鉢巻カイリューの遭遇率は低かった。)
ざっくりとした経緯としては
①チョッキ刺さってると思ってるんだけどなぁ....物理が重いよなぁ....
②物理が見れないから物理受けにを投入
③パオジアンが激重だからで対処
④電気の一貫をなくしたいけどパオに出てきてほしくないからで威嚇しつつ広く見れるようにする
⑤ディンルーに対して弱いからでしばく
⑥完成!
■パーティ編成
テラスタイプ:鋼
性格:いじっぱり
特性:マルチスケイル
努力値:H244-A44-B196-S20
技構成:アイアンヘッド/アンコール/でんじは/はねやすめ
調整
A-11n
S-マヒ下の最速135族抜き
HB-のこり
アーマーガアが物理を見れないため重めなウーラオスやマリルリ、イダイトウ♂等を見る物理受け枠。
シーズン中盤に投入してレートを爆上げしてくれたが、終盤出せない構築が多く最後はほぼ置き物になっていた。
サーフゴーやロトムのようなでんじはが効かない相手には何もできないので選出はしない。受けループに対しても何か出来そうで何も出来ない点が少しもやもやするが物理受けという役割上技変更が難しい。他のポケモンが前のめりな技構成な中、搦め手・回復はこのカイリューのみなので受けループなどに対して数的有利を取った場合のTOD狙いとして選出することもある。
テラスタイプは鋼。耐性逆転がアンコールと相性がよくアイアンヘッドの強化も兼ねられる。イーユイやドラパの圧でフェアリーテラスを切らせて電磁波ヘッドで怯みゲーを押し付けられる点も強い。
役割対象:ウーラオス・マリルリ・イダイトウ♂・カイリュー・ガチグマ・チオンジェン・クレセリア・ドドゲザン
■ドラパルト@こだわり鉢巻
テラスタイプ:ドラゴン
性格:ようき
特性:すりぬけ
努力値:A252-D28-S228
技構成:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/ふいうち/とんぼがえり
調整
S-最速ツツミ抜き抜き抜き
HD-臆病ツツミのフリドラを88%耐え
A-テラスドラゴンアローで無振りパオジアン確定1発
同じく無振りテツノツツミ確定1発
テラスなしドラゴンアローで無振りキノガッサ確定1発
スカーフ以外でのパオジアン対策を考えた末辿り着いたポケモン。
パオジアンよりもSが高く、テラス鉢巻ドラゴンアローでタスキ貫通できる点に惹かれた。ランドロスがおらずパオジアンが見えたら初手投げ。鉢合わせたら迷わずテラスドラゴンアローで憎き豹を撃ち抜く。ドラパルトの強みとしてはカイリュー共々型の匿名性という点が一つの武器であり、よくいる先発壁サポート型の存在から初手鉢巻ドラパルトはまず警戒されない。故に、一匹無償で突破したのちテンポを取って勝ちに繋がるケースが非常に多い。
※ちなみに、このイラストのドラパルトはちょっとした遊び心により星野アイの生まれ変わりになっています。
テラスタイプはドラゴン。ドラゴンアローの火力の底上げによりタスキ貫通の範囲を広げる。悪等倍目的でもある。
役割対象(対面):パオジアン・キノガッサ・バサギリ・イダイトウ・テツノツツミ
■イーユイ@こだわりスカーフ
テラスタイプ:悪
性格:ひかえめ
特性:わざわいのたま
努力値:H52-C220-S236
技構成:あくのはどう/ふんえん/オーバーヒート/サイコキネシス
調整
S- +2最速ガチグマ抜き
準速スカーフウーラオス抜き
C-実数値201、特に仮想敵はいない()
H-あまり
パオジアン対策でもありこのパーティで唯一サーフゴーを倒せるポケモン。故に必然的に選出回数が多いため動きやすくするためにスカーフを巻く。ほぼ通りのいい悪の波動しか打たないため悪テラスでメガネ級の火力も出せるようにする。結論、最強。放射ではなく、噴煙なのは襷パオを貫きたいため。
テラスタイプは悪。受け出してきたポケモンに通常あくのはどう+テラスあくのはどうで落とせるケースが多い点(例:H252カイリューに対して高乱数1発)と不意打ち耐性の継続。
役割対象:サーフゴー・パオジアン・アーマーガア・モロバレル・その他中耐久以下のポケモン
■ウーラオス(連撃)@パンチグローブ
テラスタイプ:水
性格:いじっぱり
特性:ふかしのこぶし
努力値:AS252- B4
技構成:すいりゅうれんだ/れいとうパンチ/アクアジェット/つるぎのまい
よくいるやーつ
パーティ単位でディンルーやカバルドンに弱いためそれらに高負荷を与える枠。
火力は欲しいのでA特化は前提として、上手い調整案が思い浮かばなかったので漢のASぶっぱ。ディンルーが見えたら出したいが、パオがいると出せなくなるので耐久調整は必要と思いつつやはり思い浮かばず。水技2つと剣舞は確定として残りはカイリュー意識の冷凍パンチ。
テラスタイプは水。ディンルーやカバルドンがテラスを切ってきたとしても高負荷を与えるという役割を遂行させるため。水テラスは勘弁。
役割対象:ディンルー・カバルドン・ドドゲザン(見返すと明確な有利がいないなぁ)
■アーマーガア@とつげきチョッキ
テラスタイプ:地面
性格:いじっぱり
特性:ミラーアーマー
努力値:HA252- B4
技構成:ブレイブバード/アイアンヘッド/とんぼがえり/テラバースト
調整
A-アイアンヘッドで実数値H143-B100のハバタクカミ乱数81.3%
アイアンヘッド+ブレバで無振りテツノツツミ高乱数1発
地面テラバでH252ヒードラン確定1発
同じくH252ヒスイヌメルゴンに62-73.7%
同じく無振りイーユイ確定1発
HD-特化ハバタクカミのメガネムーンフォース25.3-30.2%
同じくメガネシャドーボール42.9-51.2%
特化イーユイのかえんほうしゃ87.8-103.4%
臆病テツノツツミのフリーズドライ21.9-26.3%
同じくハイドロポンプ34.1-40.9%
MVP。自慢のハバタクカミ対策枠。
あらゆるブーエナ型はカモ中のカモであり、メガネでも受け出しが可能。メガネシャドボはやや痛いが、それだとSラインが分かるのでイーユイかドラパルトでも見れるようになる。
チョッキポケモンの代表としてヒスイヌメルゴンやヒードランがいるが耐性の違い、とんぼの有無、何より不意の追加効果や威嚇甘えるを許さない点により、カミの瞑想甘えるいたみわけのどの型に対しても安定して役割遂行できる点が超絶魅力的。
シーズン6からアタッカーの鉢巻アーマーガアを愛用しているが、使用感がたまらなくいいので持ち物とテラスを環境に合わせて今に至る。フルアタアーマーガアはまじで神ポケモン。
テラスタイプは地面。パーモットがいないと電気が一貫してしまいボルチェンサイクルや電気テラバで崩壊するためそれらを防ぐ逆転の一手であり、ヒードランやイーユイに隙を見せると同じく崩壊は免れないため見えない地面テラバでこちらに不利なサイクルを拒否する。
役割対象:ハバタクカミ・テツノツツミ・ランドロス・オオニューラ・モロバレル
■パーモット@きあいのタスキ
テラスタイプ:電気
性格:ようき
特性:ちくでん
努力値:AS252- B4
技構成:でんこうそうげき/インファイト/ほっぺすりすり/さいきのいのり
ASぶっぱ
電気の一貫を切りたいが、そうするとディンルーパオに弱くなるのが面白くないのでこの2体に対抗できつつ電気無効を探しているとヒットした。
今シーズンから初めて使ったがかなり強い。
タスキの行動保証+ほっすりorさいきのいのりの相性が良く、後続パーモットは読まれないのか電気技読みパモ出しが何度も決まった。
来シーズンからも愛用したいと思うほど幾度の勝利に貢献した逸材である。
テラスタイプは電気。メジャーなテラスだがテラスでんこうそうげきの連発がシンプルに強い。耐久は高くないがステロ込みでもブーエナカミの等倍ムンフォくらいは耐えるのでほっすり+でんこうそうげきで処理できるのは偉いと感じた。
役割対象:まんべんなく見れる
■選出
基本選出はなく臨機応変に選出する。
強いて挙げるならスタンパには、の4体が刺さっていることが多いので自然とこの中から選んでいくになる。やがいないステロ展開にはを、ラス1や壁・積み展開などのコンセプトパーティにはを出す。
プレイングも大事だが選出拓を制すかどうかで勝率が大きく変わるため選出段階で見極めることが非常に重要。故に、フェアリーの一貫からを誘うためが確実に刺さるという算段。
■プレイング
初手に低耐久襷ポケモンが来そうなら先発。初手で一匹倒してからが出てくることが多いために引いてとんぼorアイヘでテンポを取る。これ王道パターン。
相手初手が来そうなら先発とんぼからの引きで圧をかける。拓ではあるが強気に剣舞を押せるとその後の展開が有利になりやすい。
■重いポケモン
対策しているとはいえ、単純に性能が高過ぎるので出てくるだけでメンタルに負荷がかかる。スカーフ持ちは犯罪。
耐久オバケが過ぎる。ウーラオスが出せないとドラパとアマガのとんぼサイクルで地道にダメージ加算するかパモで雑に削るかしかない。
テラスありきでなんとか対面処理をするしかない。災厄みんな封印されないだろうか。
特殊がイーユイしかいないので普通にキツい。カイリューを絡めて突破を図りたい。
大体初手なのでアマガを合わせて地面テラバをぶち込む。ADチョッキだと半分近く入るので後はプレイングで誤魔化す。
フェアリーテラスだと負け濃厚。
不快指数高いから来ないで欲しい。(願望)
・受けループ
気合いの初手電気テラスパーモットで全ての拓を勝っていくことにより勝ちを拾う。
■総括
ハバタクカミに対しての明確な引き先がいることでカミに弱い達が動きやすくなり、他にも止めてくるブーエナツツミにも役割を持てる動きは強かった。
9/7現シーズンでもこのパーティを使っているが24戦21勝を記録しているので控えめに言って最強なのかもしれない⁉︎(そんなことはない)
■後語り
最終日レート1948スタートの3戦3勝で2000達成に。初のレート2000のため下がるのを恐れてそのまま放置。
最終日前日もレートが50ほど上がっていたので勝てる自信はあったがここで安定拓を取った。足らればはあるがレート2000が嬉し過ぎるので後悔はない。
今回大きな目標を達成できたので、あとはどこまで自己記録を更新できるか。わくわくとドキドキで今感情が溢れている。
さて、ここまで駄文を読んでいただきありがとうございました。
順位的にはまだまだなので参考になるのか分かりませんがこういう場を作れて良かったと、ポケモンして良かったと思います。
気になる点、お声がけ等あればコメント頂ければ嬉しいです。
(本ブログに掲載しているイラストは個人作成のため無断流用はお断りします)
それでは、またランクマの海でお会いしましょう!ありがとうございました!