眼鏡アローラキュウコンを通し隊with突撃パーモット【S22最終レート1971 最終順位639位】

 



■前書き

はじめまして。ななみと申します。(仮)

この度S22にて最終3桁に乗ったので記念に構築記事を残したいと思います。

拙い文ではありますが最後までお付き合い頂けると幸いです。

 

ポケモン負けすぎの念から急に旧ツイッターから逃走しましたが、私は元気です。

ツイッターで知り合った方々には申し訳ない気持ちでいっぱいです。ただ、しばらくはひっそりとポケモンしようかなという気持ちです。)

 

↓使用したパーティです。

 

 

それでは、どうぞ。

 

■環境考察

レギュレーションAの再来かのように種族値のドラゴンタイプが環境を席巻しているように感じた。それに加勢するかのようにサーフゴー、暁ガチグマ、マスカーニャ等も猛威を振るう環境下、テラス拓も含めてどう対処していくかが課題だと感じた。

 

■構築経緯

まず、前提としてパーモットを活躍させたいという意思があることを念頭としパーティを組んでいくが上手く構築が組めず勝てない期間が続いた。

一度パーモットを外しイルカマン軸のパーティに手を出し、その際にブリジュラス対策として入れていた眼鏡アローラキュウコンの使用感がとてもよく感じ、眼鏡アローラキュウコン軸に路線を変更

実際ドラゴンタイプが多くその他の環境トップのポケモンに対しても氷とフェアリーの技範囲は通りが良くアローラキュウコンの眼鏡テラス吹雪の一貫をどう通すかをパーティ全体で練っていく。

 

まず、眼鏡は確定。

次に、イルカマン軸の際に使用していたHB食べ残し身代わりを起用。

多耐性により繰り出しが容易で、数を増やしていたHDブリジュラスを起点に3タテすることも珍しくなく単体性能が群を抜いておかしいポケモンでもある。

 

サーフゴーとの相性補完に優れ、アローラキュウコンが苦手なサーフゴーに対して強いを採用。

アローラキュウコンの援助もできるように襷を持たせたCSステロ要員として起用。

 

もう一匹ステロ要員が欲しかったため砂嵐でダメージ蓄積もできここまでで苦手なオオニューラにも強いHBを採用。

 

サザンドラのみだと対サーフゴーに不安が残るため相手のサーフゴーに対しての明確な引き先用に耐久振りチョッキを採用。

 

更に対サーフゴーを強固にするべくとともに、これまでのポケモンが高速高火力持ちのポケモンに押されやすいためその上を行くスカーフを採用。繰り出しや数多の先制技を意識してAB振りで起用。

 

以上の、のパーティが完成する。

 

 

■パーティ紹介

 

アローラキュウコン@こだわりメガネ

 

テラスタイプ:氷

性格:おくびょう

特性:ゆきふらし

努力値:H4-B4-C252-D4-S244(149-x-96-133-121-176

技構成:ふぶき/ムーンフォース/あくのはどう/フリーズドライ

調整

火力は必須のためCぶっぱ

S-準速マスカーニャ抜き

HB-A特化カイリューのノマテラ神速をほぼ2発耐え

 

構築の出発点且つエース。

特攻の数値が貧弱すぎるため不安ではあったが、それ以上に技の通りの良さと雪込みの耐久耐性による繰り出し性能と場持ち性能も兼ね備えており圧倒的?強さを遺憾なく発揮していた。

ほぼ吹雪しか打たないがサーフゴーへの打点に悪の波動を採用。相手はテラスを切ってこないため対面だと通ることが多いが、スカーフや体力満タンだと返り討ちにあうため打つタイミングは重要になってくる。

 

また、フェアリータイプのため相手のスケイルショットによるS上昇での負け筋を自然となくすことができるのも強さの一つであると感じた。

 

テラスタイプは氷。

吹雪の火力を最大限に引き出す。雪の防御性能そのままで火力が欲しいラインまで伸びるため非常に使用感が良かった。

 

 

サーフゴー@たべのこし

 

テラスタイプ:水

性格:ずぶとい

特性:おうごんのからだ

努力値:H244-B236-S28(193-x-159-153-111-108)

技構成:ゴールドラッシュ/シャドーボール/わるだくみ/みがわり

調整

HBベース

S-遅いカイリュー、ブリジュラス、耐久サーフゴーミラー意識でやや振り

 

 

この構築のバケモン枠。

身代わり悪だくみにより面倒なポケモンをまとめて相手取りそのまま独走する強さ、そしてそれだけに収まらない汎用性の高さも実感したポケモン

繰り出し性能の高さも評価の一つで第二のエース枠になっていた。

 

テラスタイプは水。

通常の弱点を隠し、居座りやすいようにと水。ただ、環境的にマスカーニャのトリックフラワーが弱点になり、ややシビアな面は否めなかった。

水半減によりアシレーヌうたかたのアリアを抑え込めるのは強い部分だと感じた。

 

 

 

サザンドラきあいのタスキ

 

テラスタイプ:鋼

性格:おくびょう

特性:ふゆう

努力値:C252-D4-S252(167-x-110-177-111-165

技構成:りゅうせいぐん/あくのはどう/ちょうはつ/ステルスロック

調整

CSぶっぱ

 

 

これはキタ!と思った今期の襷ポケモン

相手へのテラス強要性能もほどほどに初手枠としても安定してステロを撒ける

襷のためこちらはテラスを切る必要がないため、相手からの弱点に怯えなくていいのが動きやすくもあり出しやすくもあった。マスカーニャがそのままトリプルアクセルで突っ込んでくるのは諦めるとして、対ガブリアスは無理なのでその際は極力出さない。

 

テラスタイプは鋼。

このポケモンに切るよりかは裏のポケモンに切る方が強いためあまり使ってはいない。グライオンに対して無敵になりたかった一心で鋼を採用。

 

 

カバルドン@オボンのみ

 

テラスタイプ:くさ

性格:わんぱく

特性:すなおこし

努力値:H252-A4-B252(215-133-187-x-92-67

技構成:じしん/ステルスロック/あくび/ほえる

調整

HBぶっぱ

 

 

ガブリアスやオオニューラなど高速で受けにくい物理を一旦受ける役も担う起点作成型カバさん。

暁ガチグマが蔓延している故初手は安定しにくいため後出しでの運用が主。それでもすなおこしによる襷つぶしと微量なダメージ蓄積がキーともなる。

アローラキュウコンとの同時選出では、すなおこしでゆきがリセットされ再度キュウコン登場時にはフルで雪ターンを活用できるためこの点でも相性がよいと感じた。

壁展開がきついので相手のアローキュウコン展開を阻害する動きも強かった。

 

テラスタイプは草。

レギュレーションAのままのテラス。キノガッサが重いからという理由で当時草であったがこのパーティでは特別重くないため諸説あり。アシレーヌが微妙に重いので受けつつある程度削りにいけるのは利点。

 

 

 

パーモット@とつげきチョッキ

 

テラスタイプ:でんき

性格:ようき

特性:ちくでん

努力値:H236-A12-B164-D76-20(175-137-111-x-90-140

技構成:でんこうそうげき/インファイト/ほっぺすりすり/いかりのまえば

調整

HB-A特化オオニューラのねこだまし+インファイトが最大101.7%

   A特化カイリュー地震確定耐え

   A特化ドドゲザンのドゲザンが25~30%ほど、総大将最大発動時悪テラスドゲザン40~48%ほど

HD-C187抜群ムーンフォースを最大乱数切り耐え

    C特化サーフゴーのシャドーボールが35~42%ほど、眼鏡テラスゴールドラッシュ2連が最大102.8%

  C170ほのおのまいが33~39%ほど

  C特化暁ガチグマのしんくうはが23~28ダメージ

S-準速87族抜き

A-テラスほっぺすりすり+でんこうそうげきがH4振りサーフゴーに確定

 

 

サーフゴーに対して安定して後出しができ、あらゆる対面で仕事ができるとつげきチョッキを担いだHBベースパーモット。

先発にも後出しにも適性があるためステロを撒かれたりとんぼやねこだましをやられても腐らない。

アシレーヌに対しても強引に後出ししていき、役割対象はそのままにサイクルを継続できるため使っていて楽しい。何より愛らしい。

火力の担保としていかりのまえばを採用。テラス拓の場面でも半分削るのは強力。

ウルガモスを重く見るなら代わりに岩石封じも面白いと思った。

 

ただ、もう少し数値が........という側面があるのも事実で暁ガチグマのだいちのちからは耐えられない(泣

耐えてもしんくうはでお亡くなりなのは悲しき現実。

 

テラスタイプは電気。

ほぼ攻撃無振りではあるがテラスでんこうそうげきの火力は信用に値するため、テラスほっぺすりすり+でんこうそうげきのコンボはS逆転も含めて対面で突破できることも少なくない。

電気テラスを切らないと火力がなく、できることが狭まるのでテラスは後続に託すのかパーモットにすべきかの判断は常に付き纏うのが欠点でもある。ただ、筆者はこのポケモンへの信頼度が高いため高頻度で切っていた。()

 

 

マスカーニャこだわりスカーフ

 

テラスタイプ:はがね

性格:いじっぱり

特性:へんげんじざい

努力値:H12-A236-B236-D4-S20(153-176-120-x-91-146

技構成:トリックフラワー/はたきおとす/じゃれつく/とんぼがえり

調整

A-11n

B-A172の鉢巻ドラゴンアロー確定耐え

S-最速カイリュー抜き

 

正直、レギュD時の個体の流用なので調整は諸説あり。

パオのつららやミミッキュ意識でB振りに。イルカマン絶対倒すマンでもある。

 

相手のスカーフ勢というよりかは高速ポケモンに対して上を取る目的でのスカーフ持ちなため、Sには最低限回すだけで他を火力と耐久に回したABマスカーニャ

最速スカーフサーフゴーやスカーフドラゴン勢はある程度割り切っているため、その時はその時というスタンスで臨んでいる。実際、上を取られたことより耐久振りが活きた場面の方が多いので最後までこの形で運用。

技構成も当時のままでテコ入れをしていないのだが、スカーフとんぼでの様子見と相手への圧のかかり方は過去一だと感じた。

一応、当時もこの型のマスカーニャを連れて最終3桁到達したため弱くはないという自信のもと起用。

 

テラスタイプは鋼。

これも当時の据え置き。格闘・炎以外の弱点を半減に変えることで対面突破を図る。あまり切る機会はなかった。

 

 

選出(ざっくりと.....)

・ガチグマやブリジュラスが見えたら

先発+@

 

ガブリアスがいるなら

+@ 

もしくは、で裏で最大のカバーができるようにする。

 

ウルガモスがいるなら

をできる限り選出し、電気テラスほっぺ+でんこうそうげきで打ち取る舵取りをするようにする。

ガブリアスがいて出せないならでダメ元で挑む。←

 

 

■重いポケモン

・襷最速暁ガチグマ

が上を取られてしまう。幸い、先発が多いため襷だと感じたらステロより悪の波動での削りを優先したり、のとんぼからの出しでブラムを受けつつインファで打ち取る。

 

・最速スカーフ鋼テラスサーフゴー

が無条件で圏内に入っているため縛られてしまう。ただ、でのほっぺすりすりやで起点にできるため巻き返しの一手はある。

 

ガブリアス

強い。選出段階でが出禁になり、も縛られているため隙を見てで積みその流れで突破を図りたい。

 

・ドドゲザン

重い。のHP管理がかなり重要事項となる。最終的に不意打ちで縛られないような立ち回りが要求される。

 

ウルガモス

強い。の技が通らない上にその他のポケモンでも有効打がないとかいう欠陥。

余裕があれば事前にステロを撒き、厚底ブーツを確認したら勇気凛々にを出してやけどを負わないことに全集中する。

 

・炎ポケモン全般

環境的に少ないため遭遇すること自体稀だったがでのゴリ押しが効かない相手には高確率で負ける。

 

・受けループ

・ママンドラパサイクル

 

■総括

環境の中にもキツい相手がいるのは確かで認識しているがなんとか勝てているのはそれ以上に環境トップの使用率が固まりすぎているが故に対策が緩くても勝てるという実情だと思っている。次期からは、この辺りの対策も怠らずに臨んでいきたいと思っている。

 

■後語り

何年振りだろうかというくらいの最終3桁で嬉しさと一安心の感情が往復している今日この頃です。上記のパーモット自体はレギュFから使用し続けて最終日に3桁タッチしたこともありましたが最終的にはずっと結果を残せず悔いが残る日々が続きましたが、ようやくこの日が来たことでやはり心の中でちょっとガッツポーズしています。

最終日の3日前、2万位台からこの順位まで這い上がった構築なので欠点はあれど多少は強いのではないかと思っています!

 

気になる点、お声がけ等あればコメント頂ければ嬉しいです。

それでは、またランクマの海でお会いしましょう!ありがとうございました!

 

TN:ななみ

最終レート:1971